南北問題と南南問題の違い

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南北問題とは、地図上の世界の国々を見て北側に多い先進国と、南側に多い発展途上国の格差問題のこと。

世界の国々のなかで、豊かな先進国は北側に偏って存在しています。アメリカやカナダ、ドイツ・フランス・イギリスなどのヨーロッパ諸国、日本などです。

一方で、産業が発展していない途上国は、上記の先進国よりも南側にあります。アフリカやアジアの国々がそうです。南側には先進国はほとんど見当たらず、オーストラリアやニュージーランドくらいしかありません。

現在では、途上国のなかでも経済成長をしている国や資源が豊富な国がありますが、それらを持ち合わせいない最貧国もあり、格差が生まれています。この格差問題は、南南問題と呼ばれています。

インドや中国、東南アジアの国々、メキシコやブラジルなどは経済成長を遂げてきましたし、OPEC諸国など豊富な石油資源によって豊かになった国もあります。

アフリカ諸国では産業も資源もなく、貧困から抜け出せない国々があります。

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