人種の意味と種類

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人種は、人を生物学的に分類したもので、肌の色や眼の色など、外見的な分類によるものです。

※民族とは、外見で分類するのではなくて、言語や宗教、生活様式などの文化の違いによって分類したもので、別物です。

3つの主な人種

人種を大きく分けると、次の3つに分かれます。

  • アフリカ系のネグロイド
  • ヨーロッパ系のコーカソイド
  • アジア系のモンゴロイド

です。

人類はアフリカで生まれたとされていて、ここから移動してそれぞれの土地の環境に適応した結果、コーカソイドやモンゴロイドの人種が生まれました。

アフリカ大陸からユーラシア大陸へ移動し、気候に適応して肌の色が変わっていった人種が、コーカソイドです。

ユーラシア大陸の東のほうに移動した人種が、モンゴロイドで、モンゴロイドの一部は、北アメリカ、南アメリカにも移動し、分布しました。

現在、北アメリカにはヨーロッパから移住したコーカソイドの白人が住んでいます。南アメリカにもコーカソイドが移り住み、そこにいる人々はコーカソイドの血が混ざった人々もいて、私たちアジア人と同じ人種のようには見えません。

しかし、北アメリカ・南アメリカの先住民は、私たちアジア人と同じ人種、モンゴロイドなのです。

アメリカ大陸の先住民はモンゴロイドであり、アラスカでは、イヌイット、北アメリカではインディアン、中南栄ではインディオと呼ばれています。

ネグロイド

ネグロイドは、黒色の肌、黒色の巻き毛などを有する人種で、サハラより南のアフリカに分布しています。

また、ラテンアメリカ(中南米)には、ネグロイドの黒人もいます。

白人が商品作物を栽培するプランテーションの経営を経営するときに、労働力が必要であったので、アフリカの黒人を連れてきたという歴史があります。そのため、中米のハイチやジャマイカでは、人口に占める黒人の割合が高くなっています。

参考:プランテーション農業とモノカルチャー経済

コーカソイド

コーカソイドは、白色や褐色の肌、金色・黒色の毛、比較的高い身長を有する人種で、ヨーロッパ、北アメリカ、北アフリカ、西アジア、アラブなどに分布しています。

また、南アメリカのアルゼンチンにはコーカソイドの白人が多く、オーストラリアにも移り住んだ白人もいます。

オーストラリアには、先住民のオーストラロイドがいます。ネグロイド、コーカソイド、モンゴロイドに加えて、

モンゴロイド

モンゴロイドは、黄色の肌、黒い直毛、比較的低め~中程度の身長を有する人種で、日本を含む東南アジア、アラスカ、北アメリカ、南アメリカに分布しています。

アメリカ大陸の先住民はモンゴロイドであり、アラスカではイヌイット、北アメリカではインディアン、中南米ではインディオと呼ばれています。

混血した人種

ラテンアメリカでは、いくつかの人種が混ざって、混血した人たちがいます。

南米は人種のるつぼ、と呼ばれています。「るつぼ」とは、異なる種類の金属を入れて混ぜ合わせるための容器のことで、混ぜ合わせて新しい金属をつくるのに使います。南米大陸のなかで、いくつかの人種が混ぜ合わせられて混血している様子から、人種のるつぼと呼ばれているわけです。

メスチソ・・・インディオとヨーロッパ系の混血です。メキシコ、ベネズエラ、チリなどに多く分布しています。

ムラート・・・アフリカ系とヨーロッパ系の混血です。

サンボ・・・インディオと黒人の混血です。

などが混血した人種です。

以上、人種についての解説でした。人種は、肌の色や眼の色、骨格などの生物学的な分類で、大きくはネグロイド、コーカソイド、モンゴロイドに分けることができます。ラテンアメリカでは、それら人種の混血が見られています。

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