換金作物とは?その例と東南アジア・アフリカの生産国を紹介

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換金作物とは、販売をして現金収入を得るために栽培する作物のことです。

換金作物とは逆に、自分で栽培して自分で消費する作物のことを自給作物といいますが、自分で食べるのではなくて、販売をして現金に換えるので、換金作物と呼ばれます。商品作物と意味はほぼ同じです。

換金作物とその生産国の例としては、次のものがあります。

コーヒー豆・・・ブラジル、ベトナム、コロンビア、エチオピア、ウガンダなどで生産されます。

カカオ豆・・・コートジボワール、ガーナ、インドネシアなど

油ヤシ・・・インドネシア、マレーシア、ガーナなど

天然ゴム・・・タイ、インドネシア、ベトナムなど

綿花・・・インド、中国、パキスタンなど

などです。

先進国の野菜や果実などの園芸作物も、自分で消費するというよりは、販売する目的のものですので、換金作物といえます。

アフリカでは、キャッサバ、ヤムイモなどのイモ類、モロコシ、ミレットなどの雑穀が主食となりますが、経済が発展するにしたがって、商品作物をつくる割合が増えていきます。上記したコーヒー豆やカカオ豆などの栽培は、植民地時代に始められたプランテーション農業によるものが多くあります。

参考:プランテーション農業とモノカルチャー経済

 

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