回帰線砂漠のでき方とその例

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回帰線砂漠とは、回帰線付近に存在する砂漠です。回帰線付近の地帯は、亜熱帯高圧帯の影響を受けていてます。

亜熱帯高圧帯の下とは、赤道付近で発生した上昇気流が高緯度に向かって移動し、ちょうど下降気流となる位置です。

雨を降らせるのは上昇気流なのですが、亜熱帯高圧帯の影響を受けて下降気流が発生している回帰線付近では、上昇気流が生じることがないです。上昇気流が無いので、1年中、雨が降らず、乾燥して砂漠となっているのです。

代表的な例として、アフリカのサハラ砂漠、アフリカ大陸南部のカラハリ砂漠、オーストラリア北西部のグレートサンディー砂漠などがあります。

どの自然的な要因で形成されるかによって、砂漠には回帰線砂漠、内陸砂漠、雨影砂漠、海岸砂漠があります。
参考:砂漠化の自然的要因(回帰線砂漠、内陸砂漠、雨陰砂漠、海岸砂漠)

 

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