アフリカの米の最大生産国がエジプトである理由

エジプトは、アフリカ最大の米の生産国です。

エジプトは乾燥気候に属しています。米は雨が豊富な地域で栽培が盛んなはずですが、乾燥気候であるエジプトが、アフリカのなかで米の最大の生産国になりえたのは、なぜなのでしょうか。

米の生産には降水量1000mm以上が必要とされています。これは、空から降ってきた水だけに頼ったときには、1000mm以上の雨が必要ですよ、ということです。灌漑で水が得られるなら、1000mm未満であっても大丈夫なのです。

エジプトには、アフリカ中央部から流れてきたナイル川が貫通していますから、その水を利用することができます。そして、ナイル川の河口付近には、三角州(デルタ)が広がっており、稲作地帯として発達しています。米を生産するのに適しているのです。

これらが、乾燥地帯なのにエジプトがアフリカでいちばん米を生産することができる理由です。

三角州は稲作に適していて、アジアでいえば、インドのガンジス川、ベトナムのメコン川などの三角州(デルタ)なども重要な稲作地帯です。

参考:三角州ができる仕組みと三角州の種類

 

アフリカのなかでは、西アフリカのセネガル、南アフリカのマダガスカルなどでも米の生産が行われています。私が西アフリカを旅行したときには、よく米を食べましたね。

屋台で食べた料理。左の青色のパックは飲料水のパックです。見た目はちょっと…ですけど、味はおいしかったと記憶しています。

セネガルやマダガスカルの米の生産量はエジプトには及びません。エジプトがアフリカ最大の生産国となっています。

   

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