熱帯雨林、サバナの疎林の呼び方とそれぞれの違い(ジャングル、セルバ、リャノ、セラード)

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熱帯雨林やサバナの疎林は、地域によって呼び方が変わります。それぞれの地域と呼び方についてまとめました。

熱帯雨林

熱帯雨林は年間を通して高温で、降水量も多いです。そのため植物がよく生育し、種類も豊富です。赤道直下の地域にあります。

ジャングル

東南アジアやアフリカであれば、熱帯雨林はジャングルと呼ばれます。

セルバ

南アメリカのアマゾン川流域だと、熱帯雨林はセルバと呼ばれます。

サバナの疎林

サバナ気候では、乾季があるため、熱帯雨林のように樹木が密集することはなくて、背丈のある草原の中に、低木がまばらに生育しています。これを疎林といいます。疎とはまばらであるという意味で、密とは逆です。

サバナはもともとアフリカの疎林をさす言葉で、南米では別の名前があります。

リャノ

南アメリカ・ベネズエラのオリノコ川流域でみられるサバナです。

グランチャコ

ボリビア南東部、パラグアイ西部、アルゼンチン北部にまたがって広がるサバナ。

セラード

南アメリカ・ブラジル高原のサバナです。低木が生えていて見通しが悪いことから、ポルトガル語で閉ざされたという意味を持つ言葉からきている名前です。カンポセラードとも言われます。

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