地表に湧き出してきた地下水を湧水といい、湧水帯とは水が湧き出てくるか場所のことです。
湧水帯「ゆうすいたい」と読みます。
山の麓に見られる扇状地(扇状、または半円状の地形)では、川の水流によって土砂が運ばれます。
扇状地の中流部分には傾斜がありますから、粒が大きくて重い石(砂礫)は堆積し、細かい砂や泥はより下流まで流れていきます。
粒の大きい石が堆積するとことでは、水は表面を流れず地下にしみこみます。
扇状地の低いところ・末端部分にいくと、水が沸いてきて、扇状地の中腹部分で地表に見えなくなった水の流れが、地表に見えるようになります。
ここが湧水帯です。
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