永久凍土とは?存在する場所はどこなのか、溶けたときの問題を解説

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永久凍土とはなにか、永久凍土が融けるとどんな問題が起こるかといったことについてまとめました。

永久凍土とは

永久凍土は、年間を通して凍結している土壌のことです。水を含んだ土壌が凍った状態のことを凍土といい、夏をはさんで二冬以上、凍っていると、永久凍土となります。

永久凍土の上には、地表の影響を受けて夏の間は温度が上がり、氷が融けている活動層と呼ばれる層があります。夏には溶けて、冬には凍る。これを繰り返している層です。

その下にはずっと凍り続けている層があります。地中の深い箇所になるほど、凍結がそのまま続きやすいです。

永久凍土の分布

永久凍土は、緯度が高い地域と、標高が高い地域に分布しています。高緯度地域としてはシベリアやアラスカ、高山としてはヒマラヤなどです。

日本では、富士山や北海道・大雪山にもあります。意外に日本にも永久凍土が存在しているのですね。

永久凍土がある地域の環境と生活

永久凍土があるところでも、地表近くは凍っていないと、針葉樹林が広がっていたり、草原が広がっているところもあります。夏場には暖かくなったりするので、「永久凍土」の言葉のイメージとはちょっと違う気がしてしまいます。

亜寒帯のシベリアでは、建物は室内の熱が地下に伝わってしまうと永久凍土が溶けてしまい、建物の柱が傾いてしまいます。なので、コンクリートの柱を地中深くまで打ち込んで、高床にするなどの工夫をして生活をしています。

永久凍土の融けるとこんな問題が起こる

最近では、地球温暖化の影響、亜寒帯林の伐採の影響のために、永久凍土の融解が進んでいます。森林の伐採が進むと日光が地面に届くようになってしまい、永久凍土が融けやすくなります。

永久凍土が融けると、凍土のなかにあったメタンが大気に放出されて、温室効果ガスであるメタンが地球の温暖化を加速させてしまうことが懸念されています。また、地中にあった氷がなくなって、土地がへこんでしまうこともありますし、地中の水が増えて湿地や池広がり、木の根が腐って枯れてしまうことがあります。自然環境を変えてしまうのです。

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