明るいタイガと暗いタイガ

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タイガとは、ロシアのシベリア地方の針葉樹林の意味です。ユーラシア大陸、北アメリカに見られる広範な針葉樹林は、タイガと呼ばれています。

樹木の種類によって、「明るいタイガ」と「暗いタイガ」があります。

シベリアのエニセイ川を境にして、樹木の種類が異なっていて、エニセイ川の東側にはカラマツなどの落葉針葉樹が中心に生育していて、「明るいタイガ」と呼ばれます。

落葉針葉樹は、冬になると葉を落としますから、森林内が明るくなりますよね。

エニセイ川の西側は常緑針葉樹が中心に生育しています。東側でも、さらに東へと進んだシベリア極東地域、また北アメリカでも、トウヒ、モミなどの常緑針葉樹が中心です。こちらが「暗いタイガ」です。

常緑針葉樹ですから、冬になっても葉を落とさず、森林内がうっそうと暗いことからこう呼ばれています。

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