ラテンアメリカの農業(企業的穀物農業・牧畜、プランテーション農業、焼畑農業)

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ラテンアメリカとは、メキシコ以南の北米、グアテマラやカリブ海諸国などの中米、南アメリカ大陸のことです。

南アメリカの農業として、

  • ブラジル南東部での企業的牧畜
  • パンパでの企業的穀物農業
  • 大西洋沿岸部でのプランテーション農業
  • セルバでの焼畑農業

を説明していきます。

ブラジル南東部やアルゼンチンでの企業的牧畜

ブラジル南東部にセラードと呼ばれるサバナ気候の疎林帯があります。

ここから、アルゼンチンにかけては、肉牛の飼育などが行われています。

パンパでの企業的穀物農業と牧畜

小麦の栽培、とうもろこしの栽培と肉牛の放牧を行う混合農業が行われています。

大都市ブエノスアイレス付近、ラプラタ川流域を中心に広がる温帯の草原です。肥沃な土壌に恵まれています。

パンパの東側はより湿潤な地域で、湿潤パンパ、西側はより乾燥した地域で、乾燥パンパと呼ばれています。その境目が、年間降水量550mのラインです。

年間降水量550mmのラインよりも東側では、小麦が栽培されています。また、とうもろこしの栽培、牧草であるアルファルファの栽培、肉牛の飼育を組み合わせた混合農業が行われています。

西側の乾燥パンパからパタゴニアにかけては、ステップ気候BSであり乾燥しているので、穀物栽培には向いていません。羊の放牧が盛んです。

企業的牧畜が盛んになった技術的な前提は、冷凍船の発達でした。ヨーロッパなどの消費地まで運ぶためには、腐らないように肉を凍らせて出荷する必要があったからです。

大西洋沿岸部でのプランテーション農業

ラテンアメリカは、かつてはヨーロッパの植民地であったので、プランテーション農業が行われています。

代表的なものがブラジルのコーヒー栽培です。サンパウロやリオデジャネイロ付近などで栽培が盛んです。

ブラジルの大農場のことをファゼンダ、ファゼンタには契約労働者が働いていて、その労働者のことをコロノといいます。

植民地時代につくられた大農場の名前は、国によって違っています。

  • ブラジルでは、ファゼンダ
  • アルゼンチンては、エスタンシア
  • メキシコ・ペルーでは、アシエンダ

です。

ブラジル高原には、テラローシャという土壌が分布しています。このテラローシャは、玄武岩が風化してできた赤紫色の土壌で、コーヒーの栽培に適した土壌です。

テラローシャなどの間帯土壌については、こちらの記事で解説しています。

参考:間帯土壌の種類と色(テラロッサ、テラローシャ、レグール)

セルバでの焼畑農業

南アメリカのアマゾン川流域に広がる熱帯雨林のことをセルバといいます。

セルバでは、焼畑農業が行われ、キャッサバや豆類が栽培されています。

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