漁業は、自国の土地からどのくらい離れた海で行うかによって、遠洋漁業、沖合漁業、沿岸漁業の3つの漁業に分類することができます。
遠洋漁業
遠洋漁業とは、漁港から遠隔の漁場で行う漁業です。
漁船の大型化によって発達した大規模な漁業となります。
底引き網漁業、マグロの延縄漁業、釣り竿をつかうカツオの一本釣り漁業、イカ釣り漁業、
沖合漁業
沖合漁業とは、200海里以内の漁業水域で行われる漁業です。アジ、イワシ、サバなどを採るまき網や漁、網を船で引いてカレイ、カニ、エビなどを採る沖合底曳き漁など、中規模で行われる漁業です。
沿岸漁業
沿岸漁業とは、海岸に近い場所、領海内で行われる漁業です。零細な漁業従事者によって行われます。
サザエやウニ、コンブやワカメを人の手によって採る、採貝・採藻、またカキやホタテなどの養殖も沿岸漁業に含まれます。
漁獲量の減少
日本の漁獲高は、1980年代後半をピークとして、減少傾向にあります。
遠洋漁業、沖合漁業が縮小したためです。一方、沿岸漁業の漁獲量は、ほぼ一定で推移しています。
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