ヨーロッパの重工業三角地帯と青いバナナ

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ヨーロッパの工業地帯の名前である、重工業三角地帯、青いバナナについて紹介します。

重工業三角地帯

重工業三角地帯とは、ルール、ロレーヌ、北フランスの各地を結ぶ三角形の工業地域のことです。

第二次世界大戦後の経済をけん引した地域で、ドイツのルール工業地帯では、ルール炭田の石炭とライン川の水運によって、ヨーロッパ有数の工業地帯となりました。

近年は、消費地の近くや臨海部に生産の拠点が移るなどして、重工業三角地帯では以前ほどの活発さはなくなりました。

青いバナナ(ブルーバナナ)

青いバナナとは、

  • イギリス南部
  • ドイツ西部
  • フランス東部
  • 北イタリア

を結んだ、バナナの形をした地域のことです。発展した大都市と交通網があり、ヨーロッパのなかでも高い経済水準にあります。

なぜ“青い”バナナかというと、EUのシンボルカラーが青だからです。EUの旗は青色ベースに黄色い星が書かれたデザインになっています。

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