国土面積に占める森林面積が多い国を、熱帯、温帯、冷帯に分けて説明します。
熱帯で森林が多いのは、赤道付近の国です。アフリカのコンゴ、東南アジアのインドネシア、マレーシア、ラテンアメリカでは赤道直下の仏領ギアナ、スリナムでは国土の90%以上が森林です。ブラジル、ペルーも国土面積に占める森林の割合は、50%台で、比較的多いです。
温帯で森林面積の割合が多い国は、山地が多い国です。日本や韓国などが森林が多く、日本では森林率は67%です。温帯の平野は農地として利用されることが多いので、森林が残ることが少なくなります。
日本の都道府県でみると、山がちな高知県は80%台、平地が多い茨城や埼玉は30%台です。
冷帯では、フィンランドやスウェーデンで森林面積の割合が多いです。カナダやロシアにも国土が広い分、森林は多くありますが、国土にたいする森林の面積でいうと、フィンランドやスウェーデンのほうが多くなります。
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