国際分業、垂直分業・水平分業とは?

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国際分業とは、各国がそれぞれに最も適した商品、つまり得意とする商品を輸出し合って交換を行うことです。

国際分業を通じて、各国の産業が国際経済の全体の中で、各国同士が支え合う形になります。

国によって自然環境・社会環境の条件が異なるので、同じものを生産しようとすると、一方では効率的に生産できますが、一方では非効率な生産になってしまうなど、生産効率に差が生じます。

たとえば、日本の気候や土地は、小麦の大規模栽培には適していません。アメリカやカナダ、オーストラリアなど広大な平地を持ち、適した気候条件の国で小麦を栽培するほうが、効率的に生産できますね。

日本はその小麦を輸入します。逆に日本は得意とするもの、たとえば自動車や電子部品などを生産して輸出をすれば、コストをかけずに製品を生産し、また入手することができますね。

垂直分業とは、先進国と発展途上国との間に見られる国際分業の形態の一つで、発展途上国が原材料、燃料、食料などの一次産品を生産し、先進国が工業製品を生産して、お互いに補完しあうことです。

垂直分業では、付加価値の高い工業製品をつくる先進国が多くの利益を得ます。

水平分業とは、主に先進国の間に見られる国際分業の形態の一つで、国同士がそれぞれ有利な製品の生産を行い、お互いに工業製品を輸出・輸入し合う関係です。

現在では、発展途上国と先進国が、お互いに工業製品を輸出・輸入し合う水平分業も増えています。

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