バーチャルウォーター(仮想水)

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バーチャルウォーター(仮想水)とは、輸入した食料を自国で生産すると仮定したときに必要となる水のことです。

水自体だけではなく、食料を生産するために使われた水も、間接的に輸入していると考えることができます。

トウモロコシを栽培するのに水が必要です。そのトウモロコシを餌にして家畜を育てる場合には、トウモロコシに使う水と家畜に与える水が必要となります。

バーチャルウォーターの考え方では、食料を大量に輸入している国は、他国の水を大量に消費していることになります。

日本は食料自給率が低く、輸入に食料供給の多くを頼っています。日本は水資源が豊富ですが、食料を得るために大量のバーチャルウォーターを輸入し、他の国の水資源を輸入・利用しているということになる。

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