スイスでは、アルプスの山腹斜面を活用する移放が営まれます。
冬場は山は雪に覆われるので谷底で飼育し、夏は暑さを避けるため山に登り、高地で放牧をします。移動して放牧するので、「移牧」です。
この夏場の避難先である高地の自然草地のことを、アルプといいます。
スイスの放牧
夏のスイスの山です。自転車で走ってスイスの山々を旅をしました。大きな峠を越えたときの写真です。
山腹を道路が横切っていますのが見えますよね。長い山道をここを登ってきました。
そして、やっと峠に到着しました。道路の横に目をやると、そこには雄大な景観に、のんびりと草をはむ牛たちがいました。
森林限界の上にあるアルプです。
峠から下ってくると、小さい村に草地が広がっていました。この写真の後ろに見えるのが、山のふもとにある本村と呼ばれる村です。
フランスの放牧
スペインとフランスの間にアンドラという小国があります。面積468km2 で、日本でいうと一つの市くらいの大きさ。ミニサイズの国家です。地図上で見にくくてすみません。
スペインからアンドラに入って、フランスへと抜けるルートで旅をしました。
アンドラでは、山あいにアウトドア店、ブランド品を扱う免税店が並びます。
そのまま山道を登って、フランスへ向かいます。
アンドラ国内では、ずっと坂を登りっぱなしでした。
標高2408mの峠を越えます。
山の斜面に白い何かが見えますね。
牛でした!
こんな2000mを越えるようなところに牛が放たれているのですね。
あぶない!バイクにひかれるよ!
2000mの標高でも、牛たちは元気に歩いています。
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