氷河地形の種類(氷河湖・モレーン・カール・ホーン・U字谷)

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氷河とは、高山や極地の万年雪が氷の塊となって流れているものです。

氷河の分布は拡大したり縮小するものであり、約10万年の間隔で拡大・縮小を繰り返しています。

氷河が拡大する寒冷な時期を氷期、縮小する温暖な時期を間氷期といいます。この繰り返しによって、氷河によってさまざまな地形がつくられてきました。

氷河の侵食作用や堆積作用によって形成された地形のことを、氷河地形といいます。

氷河は土地を削るので、氷食を受けた土地はやせ地となります。その土地で農牧業にも影響を与えるものです。

大きく分けると、大陸氷河と山岳氷河があります。

大陸氷河とは、大陸を覆って発達する氷河のことです。地球上の氷の大部分は大陸氷河であり、9割が南極にあります。

山岳氷河とは、山地に見られる氷河です。氷河の浸食によって、カール、ホーン、U字谷ができ、堆積によってモレーンなどができます。

氷河湖

氷河によってできた凹地に水が溜まった湖です。

アメリカの五大湖、フィンランドのサイマー湖やネシ湖、カナダのカナディアンロッキーにはエメラルドレイクなどの氷河湖があります。

モレーン

氷河の浸食、運搬作用によって、末端に堆積した砂礫(されき)です。

カール(圏谷)

山頂部に見られる半椀状の地形です。日本のアルプスにも、カールと名付けられた谷があります。北アルプスの涸沢カール、中央アルプスの千畳敷カールなどです。

ホーン(尖峰)

氷食によってできた、とがった峰です。ホルンともいいます。発音の仕方の違いですね。

ヨーロッパアルプスには、○○ホルンという名前の山が数多くあります。これは氷食によって形づくられたとがった山々です。

有名どころは、マッターホルン。

スイスを旅行したときに、アルプスの麓の村・ツェルマットから見たマッターホルンです。めちゃくちゃかっこよかったです。

他にも、ヴァイスホルン、シュレックホルンとか、名前にホルンがつく山はいろいろあります。

U字谷

氷食を受けた谷あいで、断面がU字形になっています。

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