ドーナツ化現象と逆ドーナツ化現象

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ドーナツ化現象とは、都市中心部の人口が減り、郊外で人口が増加する現象のことです。

日本では、高度経済成長期から、大都市圏では土地の価格が上がったり、住環境の悪化により、人の移動が見られるようになり、ドーナツ化現象が顕著に進行しました。

日中は、中心部で仕事をする人々が増えるが、夜間には郊外の住居に戻るため中心部の人口が減ります。中心部の人口が少なく、その周りを囲む部分には人口が多い。このような人口分布になります。

その形状がドーナツに似ていることから、ドーナツ化現象と呼ばれます。

しかし近年では、郊外から都心に移住する逆の現象が起こっています。

核家族化が進んで郊外に広い家を持つ必要がなくなったという理由や、通勤時間の短縮をするという理由から、都心へ回帰しているのです。

この都心回帰は、逆ドーナツ現象と呼ばれます。

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